第216回 ワンディシェフ制度の応用

宮平栄治

2007年05月21日 06:53

前々回の本コラムではワンディシェフについてコメントさせて頂きましたが、今日はその応用について私見を・・・
ワンディシェフの応用については、“コミレスネットこらぼ屋”代表の海山裕之さんが提唱しているように、住民交流促進、空き店舗活用、市街地活性化、地元の食材や特産品を活かしたメニューの開発と地産地消です。

詳細は、以下をご参照下さい。

http://www.pref.mie.jp/SHINSAN/gyousei/cb/%E4%B8%89%E9%87%8D%E7%9C%8CCB%E5%85%88%E9%80%B2%E4%BA%8B%E4%BE%8B%EF%BC%88%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%8B%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%EF%BC%89.pdf

沖縄であれば、ゴーヤー(苦瓜)、冬瓜、モーウィー(赤瓜)、ウンチェーバーなどの食材に壺や焼きの器といった食材や特産品で、伝統料理から創造料理まで提供することができます。

効果の面では、先の食材や食器の地産地消、トレンドの把握から新メニューの開発など考え方次第では新たな地域資源の発掘と活用も可能です。

ワンディシェフは全国に広がりつつありますが、包丁一本で全国を旅することも可能になります。

また、技能面ではシェフだけではありませんので他分野へも援用可能です。

例えば、音楽でもアマチュアミュージシャンが、一晩だけのライブを行うワンディステージ制度も可能です。

さらにワンディシェフ制度とワンディステージ制度の組み合わせも考えられます。

ワンディシェフ制度とワンディステージ制度が全国各地に広がると、交流人口の拡大し、地域活性化にもつながることも。

プロではない全国各地から集ったシェフとミュージシャンによるコラボレーションはどのような食と音楽のハーモニーはどのような味楽になるのか楽しみです。
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