2007年07月25日
第233回 どのような根拠で信じますか
「鰯の頭も信心から」という諺があるように、なぜこんな内容を信じてしまうのだろうかという例が多々あります。
今日はその話しを・・・
今日はその話しを・・・
7月24日(火)の朝日新聞ホームページに“免許講習で、県警OB講師が「O型は最も事故率高い」”という記事がありました。
なんでも福岡自動車運転免許試験場(福岡市)の講師2人が車の事故率と血液型には関連性があるという講習をおこなったとか。詳細は次のアドレスから記事をお読み下さい。
「http://www.asahi.com/national/update/0723/SEB200707230052.html」
血液型はAOB型だけではなく、一説によると200種類あると言われています。
日本では、まれな血液型として20種類以上が登録され、その主なものは次のとおりです。①Bombay(Oh)型、②para-Bombay型、③p〔Tj(a-)〕型、④-D-型、⑤Lu(a-b-)型、⑥Jk(a-b-)型、⑦I(I-)型、⑧s(-)型、⑨Fy(a-)型、⑩Di(b-)型、⑪Jr(a-)型、⑫MNSs式血液型、⑭P式血液型などです。詳細は次のホームページをご参照下さい。
「http://akimichi.homeunix.net/~emile/aki/medical/laboratory/node29.html#SECTION05114000000000000000」
もし、性格が血液型で決定されるならAOB型とそれぞれ200個のタイプに再分類しなければいけなくなり、そうなると性格はRh+-を含めると2の202乗、桁数では1,000兆を越えてしまいます。
まことしやかに語られる諸説にたいして、人びとの関心も高いようで、7月7日(土)に学習院大学で行われた「ニセ科学フォーラム」には参加者が倍増したそうです。詳細は、7月7日の朝日新聞ホームページ
「http://www.asahi.com/life/update/0707/TKY200707070413.html」
をご参照下さい。
科学的根拠や裏づけもないのにさも科学的データがあるかのように内容が信じられる背景には、不安に加え、インターネットの普及によって多くの人が語っているから信じて大丈夫という「メダカの大群意識」もあるようです。
ただし、科学が万能であると主張しているわけではありません。科学的でもないのに、科学的ないようで人びとを信じさせることが問題だと述べているだけです。
大学入学者が増えたにもかかわらず、ニセ科学に惑われる人が多いということは、教育者として教育について再検討の余地が大いにありということです。
なんでも福岡自動車運転免許試験場(福岡市)の講師2人が車の事故率と血液型には関連性があるという講習をおこなったとか。詳細は次のアドレスから記事をお読み下さい。
「http://www.asahi.com/national/update/0723/SEB200707230052.html」
血液型はAOB型だけではなく、一説によると200種類あると言われています。
日本では、まれな血液型として20種類以上が登録され、その主なものは次のとおりです。①Bombay(Oh)型、②para-Bombay型、③p〔Tj(a-)〕型、④-D-型、⑤Lu(a-b-)型、⑥Jk(a-b-)型、⑦I(I-)型、⑧s(-)型、⑨Fy(a-)型、⑩Di(b-)型、⑪Jr(a-)型、⑫MNSs式血液型、⑭P式血液型などです。詳細は次のホームページをご参照下さい。
「http://akimichi.homeunix.net/~emile/aki/medical/laboratory/node29.html#SECTION05114000000000000000」
もし、性格が血液型で決定されるならAOB型とそれぞれ200個のタイプに再分類しなければいけなくなり、そうなると性格はRh+-を含めると2の202乗、桁数では1,000兆を越えてしまいます。
まことしやかに語られる諸説にたいして、人びとの関心も高いようで、7月7日(土)に学習院大学で行われた「ニセ科学フォーラム」には参加者が倍増したそうです。詳細は、7月7日の朝日新聞ホームページ
「http://www.asahi.com/life/update/0707/TKY200707070413.html」
をご参照下さい。
科学的根拠や裏づけもないのにさも科学的データがあるかのように内容が信じられる背景には、不安に加え、インターネットの普及によって多くの人が語っているから信じて大丈夫という「メダカの大群意識」もあるようです。
ただし、科学が万能であると主張しているわけではありません。科学的でもないのに、科学的ないようで人びとを信じさせることが問題だと述べているだけです。
大学入学者が増えたにもかかわらず、ニセ科学に惑われる人が多いということは、教育者として教育について再検討の余地が大いにありということです。
Posted by 宮平栄治 at 06:10│Comments(0)
│沖縄経済学