2007年08月13日

第227回 バス回数券

 那覇などの会合(?)へ出かける際、バスを利用します。

 以前と比較すると、運転手のマナーが飛躍的に向上していますが、まだまだ利用者の目線からはちょっと疑問点も。

 たとえば、沖縄の象徴である”守禮之門”がせっかく印刷された二千円札が両替できません(バスに限った事ではありませんが)。

 観光産業の一翼を担うバス会社としては、二千円札の利用ができる両替機を導入しても良さそうですが・・・

 通勤にマイカーを利用している我が身からするとバス回数券という言葉を耳にするのは大学生以来でした。

 ところが、このバス回数券、購入しようにも場所が少ない上、当然、遠い場所にあります。

 ちなみに、私の住む沖縄市の場合、市内にあったA社の回数券売り場が閉鎖され、うるま市の前原まで行かなければ購入できません。B社は市内にあるのですが、他社の回数券は販売していないそうです。

 そもそも利用者の立場から考えれば、会社ごとに回数券を販売するのではなく、どこの回数券販売所でもどの会社の回数券を購入できるようなシステムができないかを考えてしまいなす。

システムといっても回数券販売後、会社ごとに精算するか、あるいは、運賃投入後に手形を交換するように精算すれば良いだけです。

 また、バスが公共交通機関であるのですから、役場と交渉し、共通の回数券販売店コーナーを設置しては如何でしょうか。しかも格安で・・・。

 さらに、人びとが集まる大型ショッピングモールと交渉し、共通の回数券販売店を設けても良いでしょうし、委託金を支払いプレイガイドで代行してもらうことも手です。やはり格安で・・・。

 バス会社各社は、購入の便利さを追求し、バス利用者増による利益増と交渉と手数料支払い負担増を比較、考慮の上、利用者目線での共同し、共通利益のための知恵の出し合いが求められているようです。

 その前に誰がそのイニシャティブを発するかも重要です。


同じカテゴリー(沖縄経済学)の記事
仙台で考えたこと
仙台で考えたこと(2012-09-09 20:16)

マニュアル人間
マニュアル人間(2012-07-16 06:05)

地酒購入断念
地酒購入断念(2011-12-11 18:27)


Posted by 宮平栄治 at 19:43│Comments(0)沖縄経済学
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。