2005年07月24日
第49回速報!第8回高校生商業研究発表会
毎週金曜日にこのコラムを出しますが、今日は速報で、7月23日(土)に開催されました第8回高校生商業研究発表会(生徒商研)について報告します。
昨年もこの生徒商研については述べましたが、今回は前回と異なる立場で参加させて頂きました。
というのも、第3回から昨年度までは審査員として生徒さんの発表を、商業教育との関連性、応用性、地域との連携などの視点で審査しました。
今年は5月に中部商業高校で、私が講師となり、沖縄県内の8つの商業高校の先生方と生徒商研に関わる生徒さんへアンケート用紙作成技法やアンケートの意義について勉強会を開催しました。
そうなると、たとえば、アンケート作成について質問した高等学校や生徒さんには情が移り、公正な審査が難しくなります。そのため、審査員を本ブログでもおなじみの沖縄県産業振興公社・サブマネージャーの島田勝也さんへお願いすることになりました。
島田勝也さんを審査員に推薦した理由として、さまざまなベンチャービジネスに携わっていますので発表された内容が、ビジネスとして成り立つかどうかやセンスについて吟味して頂くことと、もう一つは、このような発表会はどうしても成果物が見えにくいので、一般の人々の関心も希薄になりがちです。
そこで、生徒さんが一所懸命手がけたビジネスモデルをどうすれば世間の耳目を集めることができるかについて島田さんに頭をひねって頂くという目的もありました。
実際、OCNさんも生徒商研の前から各校を事前取材して下さり、また、8月に鹿児島で開催される九州大会も取材して頂くことになりました。また、産業支援センターで壮行発表会も検討中だとか。
さて、発表会ですが、5月に勉強会を行ったことで、昨年以上に内容が濃く、そのため、審査員の講評も、分析手法に関するものからプレゼンテーションのあり方へと変わり、さらにより質の高い研究会にむけての提言が多くなりました。私としても一安心です。
今回の最優秀校は、沖縄県に多くの修学旅行生が訪れるにもかかわらず、高校生を対象にした観光パンレフレットやWebがないことに気付き、実際に、パンフレットを作成し、スポンサー確保のために営業活動を行い、その結果について収支内容を報告した南部商業高校が最優秀校に輝き、九州大会への出場が決まりました。私も九州大会を見学させて頂き、その報告を行いたいと考えています。
優秀校の2校には、修学旅行生をターゲットにしたWebサイトを構築した浦添商業高等学校と、沖縄の音楽発展が沖縄経済へ与える影響を解明し、その問題点と課題を報告した中部商業高校が選出されました。
沖縄県は、自然、歴史、文化、音楽といった資源が豊富ですが、これらの経営資源活用に関するビジネスモデルについては開発の余地があります。
高校生の皆さんが、若い発想で課題を見つけ、自らの知識で分析し、さまざまな場所でプレゼンテーションを行うことで、さまざまなビジネスモデルが生まれると確信した一日でした。
昨年もこの生徒商研については述べましたが、今回は前回と異なる立場で参加させて頂きました。
というのも、第3回から昨年度までは審査員として生徒さんの発表を、商業教育との関連性、応用性、地域との連携などの視点で審査しました。
今年は5月に中部商業高校で、私が講師となり、沖縄県内の8つの商業高校の先生方と生徒商研に関わる生徒さんへアンケート用紙作成技法やアンケートの意義について勉強会を開催しました。
そうなると、たとえば、アンケート作成について質問した高等学校や生徒さんには情が移り、公正な審査が難しくなります。そのため、審査員を本ブログでもおなじみの沖縄県産業振興公社・サブマネージャーの島田勝也さんへお願いすることになりました。
島田勝也さんを審査員に推薦した理由として、さまざまなベンチャービジネスに携わっていますので発表された内容が、ビジネスとして成り立つかどうかやセンスについて吟味して頂くことと、もう一つは、このような発表会はどうしても成果物が見えにくいので、一般の人々の関心も希薄になりがちです。
そこで、生徒さんが一所懸命手がけたビジネスモデルをどうすれば世間の耳目を集めることができるかについて島田さんに頭をひねって頂くという目的もありました。
実際、OCNさんも生徒商研の前から各校を事前取材して下さり、また、8月に鹿児島で開催される九州大会も取材して頂くことになりました。また、産業支援センターで壮行発表会も検討中だとか。
さて、発表会ですが、5月に勉強会を行ったことで、昨年以上に内容が濃く、そのため、審査員の講評も、分析手法に関するものからプレゼンテーションのあり方へと変わり、さらにより質の高い研究会にむけての提言が多くなりました。私としても一安心です。
今回の最優秀校は、沖縄県に多くの修学旅行生が訪れるにもかかわらず、高校生を対象にした観光パンレフレットやWebがないことに気付き、実際に、パンフレットを作成し、スポンサー確保のために営業活動を行い、その結果について収支内容を報告した南部商業高校が最優秀校に輝き、九州大会への出場が決まりました。私も九州大会を見学させて頂き、その報告を行いたいと考えています。
優秀校の2校には、修学旅行生をターゲットにしたWebサイトを構築した浦添商業高等学校と、沖縄の音楽発展が沖縄経済へ与える影響を解明し、その問題点と課題を報告した中部商業高校が選出されました。
沖縄県は、自然、歴史、文化、音楽といった資源が豊富ですが、これらの経営資源活用に関するビジネスモデルについては開発の余地があります。
高校生の皆さんが、若い発想で課題を見つけ、自らの知識で分析し、さまざまな場所でプレゼンテーションを行うことで、さまざまなビジネスモデルが生まれると確信した一日でした。
Posted by 宮平栄治 at 22:57│Comments(0)
│沖縄経済学