2005年11月25日

第89回 「再掲 泡盛の裏ラベルの利用法」

ゼミ生から日本酒を頂きました。本コラムの第79回「年賀状の思い出」に登場した元気者のI君からです。I君は九州一周駅伝の沖縄県代表として激走する合間に私のために買って来てくれたとのことです。

さて、商品名が記載されているほうを表ラベルとすると日本酒のボトルの裏ラベルを見るたび、これも本コラムの第81回「地域ブランドには顔、基準、安心、情報発信が必要」でも書きましたがやはり、泡盛の裏ラベルの寂しいこと。近頃の寒気で寂しさがますばかり・・・

ちなみにどのようなI君から頂いた日本酒の裏ラベルにはどのような情報が記載されているかというと、

     ① 原料米
     ② 精米歩合
     ③ 日本酒度
     ④ 酸度
     ⑤ 飲み方
     ⑥ 甘辛度
     ⑦ 濃淡度

という内容。

ちなみに、九州で生産され、購入した手元にある2酒の焼酎にもやはり裏ラベルがあり、原材料などの情報が掲載されています。

泡盛にも何らかの工夫が必要だとつくづく感じます。と考えながら『うるま』誌の12月号をめくると32-33ページにかけて、知人で泡盛ルポライターの富永麻子さんが4象限空間でで泡盛の特徴を書いているではありませんか(勉強不足でスミマセン)。

富永さんの基準は、のど越しや味覚に関しては

    濃厚・甘み強み VS 端麗・スッキリ

味わいに関しては

    オールドフレバー VS ライトフレバー

というように評価を軸に次のような表記方法です。


                      オールドフレバ

                          ↑
              濃厚・甘み強み ←  →端麗・スッキリ
                          ↓

                       ライトフレバー

これらの情報に加えて、自動車の若葉マークのような「初心者向き」の泡盛やら、季節ごとの料理にあう泡盛などもあれば、さらに販路も拡大するのではと考えますが、皆さんはどのようなお考えをお持ちでしょうか?

スッキリでありながらフレバーなコメントをお待ち申し上げております。


同じカテゴリー(沖縄経済学)の記事
仙台で考えたこと
仙台で考えたこと(2012-09-09 20:16)

マニュアル人間
マニュアル人間(2012-07-16 06:05)

地酒購入断念
地酒購入断念(2011-12-11 18:27)


Posted by 宮平栄治 at 11:45│Comments(0)沖縄経済学
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。