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Posted by TI-DA at

2011年07月19日

郵便為替でまさかひゃ~-その1-

 ある球団の沖縄応援団です。

 その沖縄応援団から年会費の郵便為替が届きました。

 手数料無料の赤い郵便為替です。

 封筒を開けて確認し、後で振り込もうと思いそのまま忘れていました。

 ある時、気づいて封を開くと、コンビニエンス・ストアでの入金可能日は6月末日・・・

 気づいた日には、7月になっていました。

 「赤色の郵便為替」ですから、別の振り込みついでに郵便局で、送金を依頼しました。

 10分立ってもところがなかなか手続きが終わりません。

 「おかしいな」と想っている所へ、郵便局の係員さんから「振込先の番号が見つからないので、事務局へ問い合わせています」と丁寧な対応に関心しました。

 またまた、10分後に係員さんから呼ばれ、耳を疑いました。

 郵便局の係員さん:「お客様、応援団事務所に問い合わせた所、申し訳ございませんが、郵便局には口座を設けていないそうです。」

 私:「えッ~、でも、その為替は郵便局専用ですよネ」

 郵便局の係員さん:「そうなんですが、相手先が口座を郵便局ではなく、銀行口座になっています。」

 私:「すると、入金するためには?」

 郵便局の係員さん:「事務局によれば、民間銀行から振り込んで欲しいそうです。申し訳ございません。」

 私:「いえいえ、あなたが謝る必要はないのですよ。」

 この事務所は、本気で沖縄県でその球団の応援団員の数を拡大させたいのか、と疑ってしまいました。  


Posted by 宮平栄治 at 21:21Comments(0)沖縄経済学

2011年07月17日

Cool Japan

昨日、7月16日(土曜日)は、沖縄市のミュージックタウン音市場で、内閣府沖縄総合事務局主催の「第2回沖縄・感性文化産業シンポジウム~センスカルチャーでヒヤミカチ~」を拝聴してきました。

第1部は沖縄県文化観光スポーツ部参事官の知念英信氏による「世界のウチナーンチュ大会を通じた交際文化交流」と経済産業省クール・ジャパン海外戦略室長の渡辺哲也氏による本邦初公開の「クールジャパン戦略について」の講演会でした。

第2部では、宮永英一氏(沖縄県ロック協会会長)、上山繁氏(モグコザ団団長)、鈴木雅子氏(コザ・インフォメーションセンター・チーフディレクター)および後藤和子氏(埼玉大学教授)をパネリストにむかえ「文化によるまちづくり」と題してシンポジウムが行われました。

Cool Japanの”cool”とは「涼しい」ではなく、「格好いい」や「センスがある」という意味です。

Cool Japanは何をするのかというと、漫画、映画などのサブ・カルチャーを海外へ広め、新しい産業を創造しようという経済産業省の取組です。

この講演会を聞きながら、15年ほど前、沖縄開発金融公庫の大学の同期に「沖縄を活性化するにはどうすればいいか」と尋ねられた時の回答を思い起こしました。

その時の私の答えは「沖縄に来たら、10人中、5人が絵画、音楽、舞踊、織物、演劇などの芸術面に関わっていると活性化する」というものでした。

その友人は製造業による沖縄の発展のみを考えていたらしく、私の的外れな回答にあきれ顔でした(その本人は、現在は、脱サラし、自社でプロデューサーとして活躍していますが・・・)。

韓国は、政府が積極的にFTA交渉を行うと同時に、少女時代やKARAなどの文化を自国製品と結びつけて世界市場に進出しています。

また、イギリスがシェークスピアを戦略的に売り出したのも有名な話です。

沖縄の文化的素材を考えれば、空手、音楽などの沖縄文化を沖縄を世界へ発信すればソフトパワーのよる沖縄の発展も可能な時代だと確信したシンポジウムでした。  


Posted by 宮平栄治 at 18:57Comments(1)沖縄経済学

2011年07月10日

ああ勘違い

 学生を教えていると、「えッ、何でこんな事が考えるの?」とビックリするような事が度々あります。

 例えば、講義室でガムをかんでいる学生に注意した際、「ガムを飲み込まないように」というと「ガムは”食べ物”ではないのですか」と逆に質問されて事があります。

 その場合、例えば、「誰かに”食べ物を下さい”とお願いしたとき、ガムを出されることになる」と答えると、納得してくれます。

 1年生の演習では、今年度は県外学生が半数いますので、話題になるのが沖縄と県外の文化の相違です。

 県内と県外の学生に、沖縄と県外の文化の違いを列挙されると・・・

  言葉
  料理
  気温
  電車がない
  時給が安い
  ゴキブリが大きい

などなど珍回答が続々出てきます。

 そのような時は辞書から文化の定義を調べもらい、列挙された言葉でどの言葉が文化に属し、どの言葉が属さないのかを考えてもらっています。

 この調査から、学生は文化と文化以外の言葉が意外と未分化だったということは新たな発見でもありました。  


Posted by 宮平栄治 at 12:26Comments(0)沖縄経済学