【PR】

  

Posted by TI-DA at

2006年01月31日

第110回 「パブリシティのあり方」

今日で1月も終わりですが、今月だけでもライブドア問題、防衛施設庁幹部による談合事件、東横インによる不正改造問題など昨年の耐震強度偽装問題に続きスキャンダルがあいつでいます。

ライブドアや東横インは、情報提供者が、新商品・会社情報を新聞社やテレビ局に紹介し、取材してもらい無料で取り上げられることで知名度を上げるというパブリシティ効果をねらった演出を行っていました。  続きを読む


Posted by 宮平栄治 at 15:28Comments(1)沖縄経済学

2006年01月29日

第109回 「公正か平等か、それとも・・」

1月28日(土)の朝刊の第一面は、ライブドア事件後の世論調査の結果が踊っていました。

ライブドア前社長・堀江貴文容疑者後に共同通信が行った緊急世論調査では、小泉内閣による市場原理導入や規制緩和など一連の構造改革への見直しが過半数を占め、また、小泉内閣への支持率も昨年11月から4.2ポイント下落し、52.9%という内容です。

また、「勝ち組」や「負け組」という経済格差についても75.0%が広がっていると一億総中流社会意識だったころと比べると隔世の感があります。

堀江容疑者を時代の寵児とはやし立てていた頃、昨年9月の衆議院総選挙の狂騒から考えると、ライブドア問題が政策と政治へ飛び火したのと、世論の移ろいやすさを感じます。  続きを読む


Posted by 宮平栄治 at 19:16Comments(0)沖縄経済学

2006年01月28日

第108回 「一村一品運動の本家本元」

政府の役割の一つに外交があります。

小泉首相の靖国参拝を巡る歴史認識問題と戦争責任、中国の日本が主張する排他的経済圏での資源探査や海底ガス田からの天然ガス採掘、韓国との竹島問題(韓国では独島問題)等で、中国や韓国との外交関係がぎくしゃくしていることは読者の皆さんもご承知の事実です。

今回のコラムでは、外交下手といわれている日本がささやかながら発展途上国支援にソフト面で支援できそうだという記事をご紹介致します。  続きを読む


Posted by 宮平栄治 at 20:36Comments(0)沖縄経済学

2006年01月26日

第107回 「経済成長率予測の目的は」

自民党の財政改革研究会(会長・中川秀直政調会長)の下でデフレ克服・成長プロジェクトチームの初会合が1月25日に行われました。

4月中旬をめどに、名目成長率や物価上昇率、長期金利などの数値目標を盛り込んだ提言をまとめ、今後のマクロ経済運営、特に、行財政改革へ反映させることが目的だそうですが、そればかりではなさそうです。  続きを読む


Posted by 宮平栄治 at 15:55Comments(0)沖縄経済学

2006年01月24日

第106回 「台湾も団塊世代に注目」

1週間前の東京地検によるライブドア・グループへの家宅捜査に始まり、昨日は、堀江貴文社長の逮捕とニュースは関連報道で賑わっていますネ。

私もニッポン放送を巡る、フジテレビとライブドアとの騒動では、2005年3月18日の第31回コラムで「M&A 良い事なら大いに真似てもよいが・・・」というタイトルでライブドアの手法に批判的な内容を書きましたが、耐震強度偽装問題や今回の騒動については、もう少し落ち着いた頃にコメントしたいと考えています。

さて、今日は、ライブドア騒動の陰でひっそりと埋もれていた記事をご紹介致します。  続きを読む


Posted by 宮平栄治 at 12:45Comments(1)沖縄経済学

2006年01月24日

第105回 「改正・独占禁止法が示唆する事柄は」

2006年1月4日(水曜日)から改正独占禁止法が施行されました。

独占禁止法といえば、昨年6月の沖縄県発注工事をめぐる県内建設業者の談合疑惑が記憶に新しいですネ。

公正取引委員会は不公正な商慣行から市場を守るため「市場の番人」とか「市場の番犬」といわれていましたが  続きを読む


Posted by 宮平栄治 at 11:15Comments(0)沖縄経済学

2006年01月15日

第104回 「特許取り下げで審査料全額返還の効果」

企業間競争で他社よりも優位に展開する手段として、イノベーション、イノベーションによって得られる社会的利益のうちイノベーション企業がどの程度得られるかを意味する占有可能性、ライバル企業が同じような種類の商品を開発するまで独占できる期間を意味するリードタイム、技術の隠匿、生産設備、販売網などの独占的支配を意味する補完的資産支配そして特許取得があります。

さて、1月13日(金)の日経新聞の報道によると、経済産業省・特許庁は、企業などがいったん申請した特許の審査請求を取り下げれば、審査料を全額返還する仕組みへと変えるそうです。ちなみに、現在は審査が始まる前に取り下げても審査料を半分しか戻らないそうです。
  続きを読む


Posted by 宮平栄治 at 14:46Comments(0)沖縄経済学

2006年01月08日

第103回 「卒論校正は楽しくもあり大いに学ぶ機会でもあり」

さて、前回のコラムでは卒業論文を校正する苦労話をお話ししましたが、今日は、苦労ばかりでなく、学ぶことも多いという内容をお届け致します。

私のゼミでは、学生が好きなテーマを設定するため、私の専門以外の分野を卒業研究のテーマとして選ぶ学生が結構います。今年の研究テーマで専門外のテーマは、顧客満足、リゾートウェディング、ブランド、コーチングやレジャー産業などです。そうなると、私も必死で学ばなければいけません。  続きを読む


Posted by 宮平栄治 at 14:57Comments(1)沖縄経済学

2006年01月07日

第102回 「卒業論文大変」

今年は大雪で豪雪地帯では、毎年、雪が多いのに、ところによっては、すでに例年の3倍もの降雪量だとか。私も雪かきの経験がありますので雪国の人たちの苦労がほんの少しだけ分かります。

さて、雪国の皆さんの足下にも及びませんが、4年生は卒業論文作成で苦しんでいます。しかし、苦しんでいるのは学生だけではありません。卒業論文を添削・校正する教員も苦労しているのです。今日は、その話題をお話致します。  続きを読む


Posted by 宮平栄治 at 11:59Comments(1)沖縄経済学

2006年01月05日

第101回 「沖縄のオンリー・“わん”資源」

皆様、明けましておめでとうございます。皆様と皆様のご家族、そして、関係者の方々にとって本年も健康で、幸多きことを祈念致します。私にとって、今日がこのコラムのコーナーの仕事始めです。どうぞ、今年もよろしくお願い致します。

といっても、昨日までは、遊んでいたわけではありません。晦日から元日までは、学生の卒業論文の校正を、1月2日から昨日4日までは私とプロデューサー島田さんが関連する沖縄県雇用開発推進機構の『雇用白書』を執筆していたのです。

私は書き終え、昨日、提出し終えました。島田さんはまだの様ですネ。ちなみに、締め切りは1月10日です。

さて、今年は戌年です。そこで、本日は、干支の“わん子”にちなんで沖縄のオンリー・“わん”資源をあれこれ考えて見ましょう。  続きを読む


Posted by 宮平栄治 at 20:54Comments(0)沖縄経済学