2007年05月26日

第217回 情報源は複数必要

ふるさと納税制度について与野党の駆け引きが激しくなっています。

今日のコラムでは、ふるさと納税制度についてではありませんが、同じ内容でも新聞報道が異なる例を・・・

5月21日(月曜日)の日本経済新聞ホームページには

“中川政調会長、ふるさと納税に前向き”

という見出しが踊っていました。詳細は次のホームページをご参照下さい。

http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20070520AT3S2000420052007.html

一方、全日の朝日新聞ホームページには、

“「ふるさと納税」、技術的に困難 自民党政調会長”

というタイトルに。詳細は以下のホームページをご覧下さい。

http://www.asahi.com/politics/update/0520/TKY200705200137.html

いずれの記事も、自由民主党の中川昭一政調会長が20日(日曜日)にフジテレビの番組出演し、語った内容らしいのですが、「一体、どちらが本心ですか」と中川政調会長へ尋ねたくなる見出しです。

20日のフジテレビの番組を視聴していないため、中川政調会長がどのような趣旨で発言されたのか、文脈がよく分からないので何ともいえません。

考えられ事は、①記者の誤解、②受け答えの中での一部では両紙の様に答えた、あるいは、③中川政調会長があえて玉虫色に発言等でしょうか?

結論としては、記者の人間、発言する人の人間ですので、あるテーマに対して一つのメディアだけで判断してはいけないということでしょう。


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Posted by 宮平栄治 at 07:15│Comments(0)沖縄経済学
 
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