2007年12月29日

第756回 メニューが足りない

 あるラジオ番組収録後の雑談で、「メニューがたりない」という指摘が。その方の言うそのレストランのメニューとは・・・

 「沖縄県庁のレストランへ行っても、ラーメンかカレーライスしかないのよネ」と言うので、確かに沖縄県庁の食堂の閉店時間は早かったのですが、メニューはもっとあったはすだと不可思議に感じながらよくよく話しを聴いてみました。

 その方が言いたかったのは、間接民主主義で選ばれる市町村、都道府県そして国政の議員さん達の政策提示と活動とレストランのメニューとして比喩しているのです。

 つまり、有権者が求めている諸課題を解決してくれる議員さんが少ないというのです。

 今日、12月29日の新聞各紙では年明け早々の内閣改造やら、衆議院解散・総選挙、また、沖縄県では沖縄県議会選挙、そして、11月にはアメリカ大統領選挙と来年、2008年は選挙の一年となります。

 メニューが“ラーメンかカレーライス”だけしかないのでは、サラダや低カロリー食を楽しみたい有権者には欲求不満で、高血圧にもなるし、また、メタボリックも解消されません。

 国民の求めている未来をまとめ上げ、国民が納得できた未来予想図を数多く描いて、収斂した結果の二品や大連立構想ならいいのですが、メニュー不足、材料の説明なし、効果不鮮明、味も今ひとつではそのレストランが流行らないのは理の当然でしょう。

 さてさて、どのシェフ(政党や政治家)がどのようなメニューを提示するのか、有権者である私たちもよくよく調べ、納得いく政策に一票を投じましょう。


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Posted by 宮平栄治 at 13:01│Comments(0)沖縄経済学
 
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