2008年02月26日

第293回 門前雀羅のコザ・ミュージックタウン活性化

 2月の不幸な事件以来、在沖米兵による不祥事が続いています。

 その対応策として米陸軍を除く、海、空、海兵隊の基地の外へ出ることが禁止されています。

 その結果・・・

 コザ(現・沖縄市)のゲート通り一体のライブハウスは、ミュージシャンの歌声よりも閑古鳥が鳴いています。

 その時、オフィシャルブログでおなじみに島田プロデューサーよりタイムリーな企画がメールで飛び込んできました。題して

”頑張れコザミュージック!応援ツアー”

 島田プロデューサーよりも先行リリースですが内容について簡単に説明すると

 コザ・ミュージックタウンのツアーガイドさんに案内されて、午後9時からからゲート通りにあるライブハウス、#01 Live Music Bar JET→#02 Club FUJIYAMA→#03 AL’S PLACEの3軒程度をハシゴするというもの。

 参加は大人限定で、料金はお一人千円。

 各ライブハウスでライブを聴きながら、料金を支払って食べるもよし、飲むもよしという内容です。

 期間は、先ほどの島田プロデューサーの電話の話では、2月29日(金)・3月1日(日)と3月7日(金)・3月8日(土)を予定だとか。

 詳細は、後日発表される島田プロデューサーのブログやマスコミ等をご覧下さい。

 そういえば、沖縄戦が終了して、生き残った沖縄の住民が集められた金武町の屋嘉に、打ちひしがれた人々に、三線と漫談で「ウュエーサビラ」(お祝いしましょう)と鼓舞した人々がいました。

 そう、小那覇ブーテンさんと照屋林助さんのお二人です。

 「ウュエーサビラ」(お祝いしましょう)といわれても、「鉄の暴風雨」(=砲弾が暴風のように雨あられのように撃ち込まれた)とか「艦砲の喰残さー(カンポウヌ・クェーヌクサー)」(=軍艦から打ち込まれた砲弾で多くの人が亡くなったが、かろうじて生き残った)といわれる沖縄戦ですから家族や親族が戦火で失ったり、傷ついた人々から「ナンデ?」という疑問の声も。

 それに対して、「だからこそ、生き残った我々が元気を出して、亡くなった人々の分も頑張らなければ!」と言って励まし続けたそうです。

 まさに、「こんな時だから」こそ地元が、それぞれの出来る小さなことを一つにまとめ、大きくし、底力を発揮させる良い機会です。


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Posted by 宮平栄治 at 10:52│Comments(0)沖縄経済学
 
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