2008年04月29日

第310回 可視化でエコ効果

 全ての事柄ではありませんが、見えないモノを見えるようにすると効果が現れる事もあります。

 例えば・・・

 教育効果などは、理・工学系は学問の性格上、実験室での条件が整えば、実験を再現することが出来るので”工業製品”への応用が可能です。

 そのため、理・工学系の勉強では、学生さんは自分のやっている内容を実感しやすいのです(ただし、理・工学系大学への進学率が低下しているのはこれとは別問題です)。

 日頃から省エネを心がけているのですが、以前と比べてどの程度省エネに貢献したのかどうかについては、分かりにくいのが実情です。

 自動車の一部の車種では、燃料1リットルあたりの走行距離が表示されますのでエコ・ドライブの実施効果が確認できますので励みになり方も多いのでは?
 
 そんな折、2008年4月24日(木曜日)の『沖縄タイムス』朝刊第1面に「請求書にCO2量掲載 電気・ガス料金」という見出しの記事がありました。

 毎月送られてくる、請求書に今月分の” CO2量”が掲載されていると、日々の省エネ努力の成績表という形での情報提供になりますネ。

 私のような面倒くさがり屋さんのための「省エネ家計簿」を請求書の裏に書いて頂いて、一年を通しての” CO2量”の動きと、節約効果を金銭表示するという方法もあるといいですネ。


同じカテゴリー(沖縄経済学)の記事
仙台で考えたこと
仙台で考えたこと(2012-09-09 20:16)

マニュアル人間
マニュアル人間(2012-07-16 06:05)

地酒購入断念
地酒購入断念(2011-12-11 18:27)


Posted by 宮平栄治 at 19:05│Comments(0)沖縄経済学
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。