2008年08月21日

第331回 いかにもアメリカらしい提案

 学生は夏休みなのですが私は忙しく働いています。今日もこれら那覇商工会議所で勉強会です。

 さて、どの大学でも新学期から夏休みにかけて気がかりなのが・・・

 入学時点ではお酒の一気のみ。

夏休み期間中の旅行等での事件や事故。特に飲酒がらみの事件や事故は気がかりです。

 大学生の飲酒よる課題は日本ばかりではなくアメリカも同じような悩みを抱えているようです。

 本日、8月21日の朝日新聞ホームページには「隠れて飲むのは危険 米の大学長ら飲酒年齢引き下げ運動」とい記事がありました。

 簡単に言えば、飲酒年齢を制限すると隠れて飲み、事件や事故に遭うため飲酒年齢を引き下げようというもの。

 もっとも提案しているのが学生でも、保護者でも、私のようなお酒大好き教授でもなく見出しにあるように全米約100の大学の学長。

 詳細は、朝日新聞のホームページをご覧下さい。

 「http://www.asahi.com/international/update/0821/TKY200808210058.html

 銃規制について「銃が悪いのではなく扱う人間が悪い」といって子どもの頃から銃の扱い方を教えるアメリカらしい発想です。

 アメリカだけではなく、アングロ・サクソン的かもしれません。

 以前にも本ブログで書いたように、オーストラリアの繁華街の公衆トイレには、麻薬用の注射器が設置され、エイズなどの感染症対策を行っています。

 法律は守らなければいけませんが、実体として蔓延している麻薬と麻薬による感染症の被害を勘案した措置です。

 もし、日本の学長が「飲酒年齢の引き下げ」運動を行ったらどのような波紋が広がるだろうかと想像しながら勉強会へといそいそと出かけます。


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Posted by 宮平栄治 at 14:42│Comments(0)沖縄経済学
 
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