2008年08月26日

第332回 アメリカの労働者の消費動向

 8月26日(火曜日)の日本経済新聞のホームページに「米労働者「失業に備えて貯蓄」25%どまり」という見出しの記事がありました。

 私が学生の頃は・・・

 アメリカの労働者は消費大好きで、貯蓄は大嫌いというのが大方の見方。もちろん、逆の見方の人もいましたが・・・。

 私の大学院時代の恩師はアメリカでの体験を基に「アメリカ人は貯蓄をしなくても豊かな生活をしているが、日本人はせっせと貯蓄してもアメリカ人の豊かさには及ばない」とよく愚痴をこぼしていました。

 ところが今回はどうもそうではなさそうです。

 記事によれば「貯蓄を行わない」のではなく、ガソリン価格の高騰などで「貯蓄ができない」のが実態だそうです。

 今回の景気低迷期による“質素な”生活から次回の景気拡大期には生活スタイルの変化があるのかないのか注目です。


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Posted by 宮平栄治 at 18:25│Comments(0)沖縄経済学
 
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